年金を担保にした融資制度 |
「 もしも」のために知っておかれると便利な制度です。
ただし、必要のない場合は無理に利用することは避けられた方がいいです。
1.融資制度
原則として、年金の受給権は担保に提供することは出来ません。
年金を担保にして融資が可能なのは現在のところ「社会福祉・医療事業団」からの融資のみです。
最近、年金を狙った違法な貸付が横行しているようですから、くれぐれもご注意ください。(各社会保険事務所でも注意を促すポスターが貼られています。ご覧になられたこともあるでしょう)
しかし、近時は勝手に名称を使った業者もあるそうですから、特に注意が必要です。
では、要件について簡単にまとめてみます。
利用できる人 |
厚生年金保険、国民年金(老齢福祉年金は除く)などから年金の支払いを現在受けている人 |
融資額 |
最低10万円から1万円単位 2.半額返済の場合は、0.5倍以内 |
連帯保証人 |
1人必要です。保証機関(財団法人年金融資福祉サービス協会)に保証してもらうことも出来ます。 |
利率 |
金融情勢によって変動します。 平成16.9.15改定分は1.5% |
融資窓口 |
「社会福祉・医療事業団代理店」と表示してある金融機関 |
その他 |
年金の受け取りに関しては、融資を受けた金融機関にする必要があります。 |
注意点
年金を受け取っているであろう世代をターゲットにした詐欺事件も、近年多くなっているようです。くれぐれも用心し、すぐに契約するといった行為はしないで下さい。手続等わからないことが少しでもあるときは、信頼の置ける専門家に相談する、あるいは行政の方に一旦確認してから行うようにすることが賢明です。
たなか社会保険労務士事務所 社会保険労務士/キャリア・コンサルタント 田中 雅也
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